九州ではフレッシュな新芋で仕込まれた焼酎の新酒を愉しむ文化がある。だが本州への広がりは弱く、リカマンでは全国への普及を進めるべく、毎年、店長数名が蔵元を訪れ、出張仕込みと称し、オリジナルの芋焼酎の新酒を造ってきた。
その後、発酵期間を経て蒸留した原酒を、甘みと香りが際立つよう、多彩な原酒との掛け合わせを試す。結果「玉茜6:紅はるか3:パープルスイートロード1」という黄金比に辿り着く事ができた。
2018年焼酎ヌーボーは、新酒特有のフレッシュさの中に、優しい甘味や、女性ならではの繊細さを感じる旨い焼酎である事は間違いない。業界でも類を見ない女性のチャレンジ精神の詰まった1本。是非味わっていただきたい。