スコッチ シングルモルトは100蒸溜所以上をご用意

ハイコースト蒸溜所HIGH COAST DISTILLERY

スウェーデンの首都ストックホルムから北へ500キロ。北欧の神秘溢れる世界遺産「ハイコースト」を目の前に、オンゲルマン川沿いに位置する蒸溜所。コンサルタントにはかつて、スプリングバンク、ラフロイグなどの所長を務めたスコッチウイスキーの専門家「ジョン・マクドゥーガル」氏、また、蒸溜所長にブルイックラディ、スプリングバンク、ベンロマックでの製造経験をもつ、地元スウェーデン出身の「ロジャー・メランダー」氏を招聘しています。

冬には、オンゲルマン川がハイコースト蒸留所の前で凍ります。

スカンジナビア半島独特の気候は、夏と冬で実に 60度を超える気温差を産み出します。そのためハイコースト蒸溜所の熟成庫では樽が膨張と収縮を繰り返します。樽内のウイスキーは常に浸透と溶出を繰り返しており、そのシーソー効果が成長を加速させ、驚くほどフルーティーなエステルを樽内に生成します。また、側を流れるオンゲルマンの冷たく豊富な山水は、コンデンサーを常に理想の状態に冷却しています。全てのウイスキーはノンチル、ノンフィルタリングで製造されています。

「日本」と「アイラ」にインスピレーションを得た製法を行うハイコースト蒸溜所は基本的に 2 種類のニューメイクを製造しています。よりフルーティーなウイスキーを目指し、日本のウイスキー造りからインスピレーションを得て、透明でクリーンな麦汁を製造しています。また、ピートタイプのニューメイクはアイラやカンベルタウンのスタイルを取り入れています。